
政策 7
西脇市の伝統を守る
西脇市の歴史や文化、伝統行事は、街の個性であり、誇りです。しかし、少子高齢化やライフスタイルの変化により、継承が難しくなっているものも年々増えつつあります。つい最近だと、西脇市で42年間続いてきた子午線へそマラソンも廃止となりました。そうしたことを憂い、市の伝統を未来につなぐための取り組みを積極的に行い、地元の祭りや工芸、文化財の保存活動を支援してまいります。また、デジタル技術を活用したアーカイブ化や若い世代へのSNSを通じた発信を積極的に行い、地域の伝統を守りながら、新たな世代に受け継いでいき、活気のある街づくりを目指します。
西脇の誇りを、未来へつなぐ
西脇市に根づく伝統や文化は、先人たちが長い年月をかけて育んできたかけがえのない宝です。私はその価値を深く理解し、未来へとしっかり引き継いでいく責任があると考えています。伝統を守ることは、単に「形」を残すことではありません。「想い」や「精神」までをも伝えていくことが本当の継承です。
私が市政に関わるうえで、絶対に失ってはならないと感じるのが、こうした「地域の誇り」です。目先の効率や変化だけを優先するのではなく、私たちが何を大切にしてきたのかを見つめ直し、次の世代に「受け継いでもらいたい」と心から思えるものを、確かな手で守り抜いていくことをお約束いたします。
また、伝統行事や地域文化に関しては、担い手不足や高齢化などの課題に対しても、行政として前向きに関わり、地域住民と共に守る体制づくりを進めます。さらには子どもたちや若者がその魅力を自然と感じ、学べる環境づくりを推進し、伝統が「生きたかたち」で次世代へとつながっていくまちを目指します。